SHRINES

AND RUINS

– 神社と遺跡 –

万九千神社 宮司
島根県神社庁参与・同庁研修所講師

錦 田 剛 志 さん

直会(なおらい)とは由緒ある神祭りの言葉なんですね。/ 出雲(郡)の中心地は斐川周辺だったと今から1,300年ほど前に編纂された出雲国風土記から読み解けます。斐川の町が出雲の原郷であったことは地元の方はもちろん、全国の方に知っていただきたいと思っています。 / 斐川の町は奥出雲から宍道湖へ向かって流れる大河「斐伊川」によって形成されてきました。 / お祭りがもたらす時間と空間には自身を謙虚に、素直にさせてくれる力が息づいていると私は思っています。

0:00〜 斐川に根付くコミュニティ『直会(なおらい)』
3:37〜 出雲発祥の地『斐川町』
5:07〜 語り継いでいきたい『出雲の原郷』
6:28〜 斐川の歴史を象徴する『荒神谷遺跡』
10:19〜   地名の由来となった『斐伊川』
14:09〜   受け継ぐことこそが本質である『お祭り』
17:33〜   神在月の締め括りは『万九千神社』
21:02〜   錦田宮司が語る『斐川の旅』
24:02〜   人々と神々をつなぐことが『自身の使命』
神社 / Shrines

万九千神社

〜神々の宴と旅立ちの社〜

出雲の神在月(かみありづき)に全国から集まり、神議(かみはかり)を済ませた八百万神様たちは最後に当社に立ち寄られます。そして会議をしめくくり、名残の宴(直会・なおらい)を催して、全国各地へお帰りになるのです。
楽しさに時を忘れた神様たちに「お立ち、お立ち、お立ーち」と神等去出(からさで)の時が近い事を宮司がお知らせします。
それぞれのお国へとお戻りいただく、直会と旅立ちの社。
地元の出雲平野では「万九千(まんくせん)さん」と親しまれています。

※本ページ上部に掲載している錦田宮司のお話をぜひご視聴ください。

Information
住 所:出雲市斐川町併川258
Google Map
授与所対応:9:00〜16:30頃
定休日:不定休
電 話:0853-72-9412

万九千神社のウェブサイトへ
遺跡 / Ruins

荒神谷遺跡

〜全国最多の青銅器が出土した遺跡〜

国指定史跡 荒神谷遺跡は、全国最多の青銅器(銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本、いずれも国宝に指定)が出土した弥生時代の遺跡です。荒神谷史跡公園内にあり、6月下旬から7月上旬に見頃をむかえる荒神谷古代ハスなど季節の花々が楽しめます。

隣接する荒神谷博物館では荒神谷遺跡や周辺の歴史について紹介し、遺跡発見の感動を伝える「発掘ドキュメント」を上映しています。また、ミュージアムショップでは古代史に関する書籍やグッズを揃えています。

Information
住 所:出雲市斐川町神庭873-8
Google Map
営業時間:9:00〜17:00(入館は16:30まで)
定休日:火曜日(展示室のみ)、年末年始
電 話:0853-72-9044

荒神谷遺跡のウェブサイトへ